資料のこと・三訂。

またまた資料が増えたので、この辺でまた一覧など。こ、今度こそ、これで買い収め、にしたいなぁ……
タイトル、著者名、出版社名、ISBN(面倒なので、殆どは10桁の方)の順で。


新選組始末記」 (子母澤寛 中公文庫 し 15-10) 4122027586
新選組遺聞」 (子母澤寛 中公文庫 し 15-11) 4122027829
新選組物語」 (子母澤寛 中公文庫 し 15-12) 4122027950
新選組事典」 (鈴木亨 編 中公文庫 す 17-1) 4122035414
新選組100話」 (鈴木亨 編 中公文庫 す 17-5) 4122027632
新選組全史」幕末・京都編 (中村彰彦 角川文庫 な 26-11) 4041906113
新選組全史」戊辰・箱館編 (中村彰彦 角川文庫 な 26-12) 4041906121
新選組二千二百四十五日」 (伊東成郎 新潮文庫 い 87-1) 9784101318714
「龍馬と志士たち」 幕末・維新の群像 3 (小学館文庫) 4094010084
「悲劇の戊辰戦争」 幕末・維新の群像 4 (小学館文庫) 4094010092
「一外交官の見た明治維新」 (アーネスト・サトウ 岩波文庫 青425-1 -2) 4003342518 -2526
新選組」 (松浦玲 岩波新書 新赤版855) 4004308550
新選組沖田総司」 (木村幸比古 PHP新書 231) 4569625738
新選組日記」 (木村幸比古 PHP新書 257) 4569630081
「俳遊の人・土方歳三」 (管宗次 PHP新書 280) 4569633463
新選組証言録」 (山村竜也 PHP新書 308) 4569637183
新選組実録」 (相川司/菊地明 ちくま新書078) 4480056785
新選組紀行」 (中村彰彦 文春新書) 4166603434
幕臣たちと技術立国」 (佐々木譲 集英社新書 0342D) 4087203425
新選組 知れば知るほど」 (松浦玲 実業之日本社) 4408102830
新選組大事典 コンパクト版」 (新人物往来社) 4404028040
新選組全史」 上・中・下 (菊地明 新人物往来社) 4404031661 -176X -1688
新選組史料集 コンパクト版」 (新人物往来社) 440402200X
「続新選組史料集」 (新人物往来社) 4404032900
新選組日誌」 上・下 (菊地明/伊東成郎/山村竜也 編 新人物往来社) 4404031041 -105X
新選組研究最前線」 上・下 (新人物往来社) 4404025920 -5939
土方歳三沖田総司全書簡集」 (菊地明 編 新人物往来社) 4404023065
箱館戦争銘々伝」 上・下 (好川之範/近江幸雄 編 新人物往来社) 9784404034717 -4724
「南柯紀行・北国戦争概略衝鋒隊之記」 (大鳥圭介/今井信郎 新人物往来社) 4404026277
「文藝別冊 新選組人物史」 (河出書房新社) 4309976611
「文藝別冊 土方歳三」 (河出書房新社) 4309
新選組決定録」(伊東成郎 河出書房新社) 4309224008
新選組 -将軍警護の最後の武士団-」 (ロミュラス・ヒルズボロウ バベルプレス) 9784894490598
箱館戦争」 (加藤貞仁 無明舎出版) 4895443639
「図説 幕末 戊辰 西南戦争」 (歴史群像シリーズ 学研) 4056044309


あと、勝さん関連で、


「氷川清話」 (講談社学術文庫1463) 406159463X
「海舟語録」 (講談社学術文庫1677) 4061596772
勝海舟」 (松浦玲 中公新書158) 4121001583
「現代視点 勝海舟」 戦国・幕末の群像 (旺文社) 4010705558
勝海舟のすべて」 (小西四郎 編 新人物往来社) 4404012918
「幕末三傑・乱世の行動学」 (尾崎秀樹 時事通信社) 4788794055
「海舟余波」 (江藤淳 文藝春秋)


その他幕臣・長州志士関連で、


大久保一翁」 (松岡英夫 中公新書 536)
高杉晋作」 (奈良本辰也 中公新書 60) 4121000609
高杉晋作奇兵隊」 (田中彰 岩波新書 黄版317)
高杉晋作」 (一坂太郎 文春文庫 236) 4166602365
高杉晋作奇兵隊」 幕末維新の個性 7 (青山忠正 吉川弘文館) 9784642062879
木戸孝允」 幕末維新の個性 8 (松尾正人 吉川弘文館) 9784642062886


それから、ISBNはないのですが、デアゴスティーニ「日本の100人」の龍馬、勝さん、高杉、桂さん、かっちゃん、鬼、釜さん。総司はこれからだねー。
同じく講談社「ビジュアル日本の合戦」、“松平容保会津戦争”、“久坂玄瑞禁門の変”、“高杉晋作と長州征伐”、“徳川慶喜と鳥羽・伏見の戦い”、“勝海舟江戸開城彰義隊の戦い”、“榎本武揚箱館戦争”。
歴史読本」S54年9月号“最後の戊辰戦争五稜郭の戦い”、'00年12月号“新選組全史”、'04年3月号“近藤・土方・沖田の新選組”、あとS49年新春2月号“立体構成 勝海舟”。


おいおい、えらい増えてるなー(汗)。
しかしまァ、今後増やすとしたら、アーネスト・サトウ日記抄(朝日文庫から刊行)、勝さん関連(来年の大河絡みで何か出たら!)、桂さん関連と、箱館戦争史料集(みつかればね!)くらいになるかと思われます――だって、新撰組関連は、新しいネタも(本の中には)見当たらないし、話書くのには使えないんだもん。
まァ箱館戦争終結までは、一応、出所は限りなくアヤしいけど、(それぞれの主観的に)正確なネタが手に入るので(出所はあまりにもアヤしいので内緒!)、新撰組箱館戦争関連に関しては、これ以上の資料はいいかなァと。


あと、これは非常に不満を感じるところなのですが、こと新撰組とか鬼とかに関しては、あまりにも“神話”的言説がまかり通り過ぎてます。
いっつも思うんですけども、何で鬼がかっちゃんと最後まで盟友だったとか、そういうのが事実として通っちゃってるんですかね。山南さん切った非情の男・土方が、組織を投げ打とうとしたかっちゃんをそのまま慕うなんて、そんなことを一片の疑問もなく信じられるってのが、どうもイマイチわかんない。
しかも、一般の新撰組好きさんだけならまだしも、研究者もまったく疑いを差し挟んでないって――どうなのよそれ。
これはアレだ、「歴史読本」'04年3月号掲載の中村武生氏“新選組研究の回顧と展望”に書かれてたことに、私も同意しますね。
新撰組の話は多分、全部を洗いなおしてみるべきなんだと思う――歴史的事実の積み重ね(懐古的証言の羅列でなく)を見てみれば、これまでの新撰組像と違うものがきっと出てくると思うんだけど。


……って云うと、凄い反発する人多いんだろうなァ。
でも、あんな“神話”がまかり通ってるから、新撰組はいつまでも、“ちゃんとした歴史”の中に入れてもらえないんだとは思うんだけどもね。
まァ、入れてもらえなくても全然構わないんだけど、個人的には、あの鬼の祀り上げられ方が厭で仕方ないので! うわぁ〜、もう勘弁してくれ〜!! って、鬼だって云うさ。本当に勘弁。


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さてさて、明日は銀/魂20巻発売(やっと!)ですね!
次こそ銀/魂語り! ふふふふふ……